誰の人生であれその日常は記録に値する 日記の魔力
あなたは、日記つけてますか?
いざ、日記をつけ初めて見たものの、1週間もすると日付と天気しか書かれていない、そんな経験ないですか?
3行日記、5年日記、夢日記、成功日記など、いろんな日記がありますが、そもそも、日記は何のためにつけるのでしょうね。
ということで、今回の読書メモは、
日記の魔力
人生を成功に導く日記術、日記の書き方、続け方、その効果的な活用法をまとめた本。
著者の表三郎さんは、駿台予備学校のカリスマ名物講師で出版当時(2004年)で日記歴30年だそうです。
行動日記
- 感想を書く必要はない。行動を客観的に記録する。
- 日付、起床時間、睡眠時間、行動、着想・思いついたことを書く
- 細かな出来事こそ書く、時間は正確に。
- あと、場所は記憶のカギ(店の名前、いつ・誰と・どこで・何を)
- 本の購入記録・読書記録をつける。本を選んだ場所、その本を選んだ動機
- 将来の宣言はどんどん書く。反省しても人は変わらない>今日からこうすると宣言する
- 誰の人生であれその日常は記録に値する。しっかり生きた自分の記録だ。
書くことは考えること
- 文章にする、的確な言葉で表現する。
- 「書く」と思うと覚えているし、発見がある。
- 人間の一生は問いのレベルで決まる。物事・問い・情報をつなぎ合わせていくのが構想力だ。答えはすべて自分の中にある自分への問い。
- 日記により、過去・現在・未来を一つにつなげる。
日記を読む
- 真の自分を知る。肯定すべき自分を見付ける
- セルフイメージの修正・向上、成長の足跡
- 行動が変わる。自信と元気を与える
- 忙しい時こそ日記をつける。自分を見失わない。使える時間が増える。自分の人生の主導権を握る。
- 日記は書くもの、それ以上に読むものである。自分の未来をつくるために書く。日記の読者は将来の自分だ。
思い出・所管
確かに、行動を客観的に記録するだけなら、続けやすいかもしれない。が、それを見返して、何か見出せるのだろうか?
あとで読み返すなら、その時の「気づき」や「意見」があるほうが楽しめる。その考えから解釈するに、「感想を書くな」という部分は、やった事や考えた事に対する「良し悪しの判断をしない」ということなのだろう。
今だとTwitter やGoogle Keep などを使えば、簡単に日記を始められる。想いついたときに、即座に記録でき、必要な記録がすぐ見つけられる。これで俯瞰的に見れるといいのだが。
なんでも1冊に書こう!というコンセプトのノーツ術、日記としても参考になる。
本文中の「人間の一生は問いのレベルで決まる」の部分を説明した表三郎さんの本
それではまた
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